吉祥寺ウォッチ

■新たな動物園の楽しみ方を発見!『Being-いきてること展』

連日の雨も落ち着き春らしい暖かい日が続いています。

今回は井の頭自然文化園のイベントをご紹介致します。

こちらのイベントについて主催グループの『Z00 PROJECT』
慶應義塾大学環境情報学部非常勤講師の大橋裕太郎さんに詳しく伺いました。

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『Being-いきてること展』は、新たな動物園の楽しみ方を
様々な情報ツールやワークショップを通じて体験できるイベントです。

動物園には、たくさんの動物が飼育・展示されています。
ZOO PROJECTは、この豊かなコンテンツを、情報技術を用いて
どのように伝え、共有することができるか探求してきたそうです。

このイベントでは、「いきてることを感じる」をテーマに制作した
情報コンテンツやシステムを体験できます。

Being展は、
「iPod無料貸し出しサービス」
「資料館展示」
「WEBサイトでの情報提供」
という3つの構成から成り立っています。

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井の頭自然文化園入り口受付では、
期間中(2007年4月24日~5月6日)iPodの無料貸し出しを行い、

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それぞれの動物に関する様々な映像・音声サービスなどを体験できます。

資料館では、「いきてることを感じる」ために設計された
インタラクティブな仕掛けや、ワークショップを体験できます。
園内に留まらず、Being展の情報は、
WEBサイト上で様々な形で閲覧できるようになっています。

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子ども達が実際に体験して制作した動物の音声ガイドは
ユニークな視点から見た発見が凝縮されています。
なのでお子様にも分かりやすいですね^^

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人間の視点からではなく
動物の視点から眺められるコーナーも体験できます☆

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動物たちの鼓動の音を、動物を観察しながら音楽のように聞き
動物を目で楽しむだけでなく、“生きている”ことを感じられるアイデアも良いですね^^

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『ZOO PROJECT』について
ZOO PROJECTは、近未来の動物園のあり方を提案するデザインプロジェクトです。
現在情報技術の発達により、いつでも・どこでも・誰でも情報を
やり取りすることの出来る情報環境が構築されつつあります。
このプロジェクトでは、動物園に着目し、近未来の情報環境を想定した
「人と情報」のあり方を研究しています。
このプロジェクトでは、単なるツール提案に留まらず、
社会の中での動物園の役割を掘り下げ、新しい動物園の形自身を模索します。
ZOO PROJECTは、慶應義塾大学政策・メディア研究科コンテンツ工学 プロジェクトと
明治学院大学国際学部WEBコミュニケーションデザインクラス有志による
コラボレーションプロジェクトです。

ZOO PROJECTは、これらの実践的な試みを通じて、
これからの動物園のあり方の一つを提案しています。