家電チェーン店のラオックス吉祥寺店さん。
ロンロンの中の本屋、弘栄堂書店さん。
吉祥寺住民に長く愛されていた２つのお店が、
相次いで閉店することになりました。
ラオックス吉祥寺店さんは、約30年前に開業。
パソコン機器や家電などを買いに、
足を運んだことがある方も多いのではないでしょうか。
近年では楽器やアップル社の製品を充実させるなど、
他店とは違う商品展開で頑張られていました。
しかし、残念ながら2008年12月31日（水）をもって完全閉店が決定。
現在は、店内の展示品・在庫一掃の閉店セールを開催中。
お買い得とあって最後の賑わいを見せています。
弘栄堂書店さんの創業は、1969年。
便利な立地、生活に密着した品揃えで、
夕方ともなると買い物客であふれていました。
吉祥寺本コーナーが充実していたのも印象的でした。
グータイム発行の「吉祥寺 食べある記」を
一番多く売っていただいたのも弘栄堂書店さんです。
歴史も力もあった弘栄堂書店さんの閉店を受け、
こんな冊子まで生まれました。
出版社に勤務する木村匡志さんが手がけた冊子です。
公私ともに交流のあった弘栄堂書店さんの姿を残したい、
そんな思いから生まれた一冊だそうです。
11月30日をもって閉店し、跡地は12月6日（土）より
チェーン書店のブックファーストが入ります。
地元の人々の生活に溶け込み、
日常にたくさんの便利と彩りを与えてくださった
ラオックスさん、弘栄堂書店さん。
長い間お疲れ様でした。本当にありがとうございました。
