今は昔、少年時代の僕は毎日のようにファミコンに夢中になり、よく母親に叱られていたものです。
画面の中では囚われた姫を救うべく、勇者が魔王に立ち向かう。
コントローラーを握る手は汗ばみ、視線は一時も画面から離せない。
ファミコンは幼い僕に、ワクワクとドキドキを与えてくれました。
そんな僕ももう大人…。
あの時のワクワクもドキドキもどこへ行ったのやら…。
というわけで、さらわれた姫を取り戻す勇者のごとく、少年時代のピュアな気持ちを取り戻すために、ファミカセ展に遊びに行ってきました～♪
うわ～！！
ファミカセ（ファミコンカセットの略）がいっぱいだ～！！
…でも、見たことのないカセットばっかり。
それもそのはず、ファミカセ展とは、様々なジャンルで活躍されているクリエイターの方たちが、ファミコンのラベルをキャンバスとしてデザインした作品の展示会のことなのです。
でも、あれもこれも実際にありそうだなあ。
どれどれ、いくつかピックアップしてみましょう。
「僕は森世界の神になる」
裏にはこのファミカセの企画説明が書いてあります。
それによると、主人公は森世界の神となって、食物連鎖に従って生きている生物たちを見守るゲームのようです。
う～ん…、ちょっとシビアなシュミレーションゲーム、といったところですかね。
お次はこちら。
「くるくる氷っ子」
大猛暑となってしまった南極に住むペンギンたちを救うゲーム。
地球温暖化問題にも真摯に向き合った奥が深いゲームになりそうです。
最後に。
「のびのび！ゴールデンウイーク」
平日・土日・祝日を組み合わせて長いゴールデンウイークを作る新感覚パズルゲーム、とのこと。
なんだか必死になりそうなゲームですね。
あ～、どれもこれも本当に商品化してほしい！
実際にプレイしてみたいです！
展示されているファミカセの下には、本物のファミコンソフトが並んでいて、なんとどれも試しプレイをしてから購入できるそう。
懐かしのマリオも。
遊んでみたかったのですが、もしプレイしてしまったら時間を忘れてしまいそうだったので遠慮しておきました。
店内には他にもCDや本なんかも置いてあるので、心ゆくまで楽しめそうです。
は～楽しかった♪
少年時代に戻ることのできたひとときでした。
「わたしのファミカセ展 2010」
展示期間／2010年5月1日～2010年5月30日
入場料／無料
METEOR shop&design
営／13:00～20:00
休／月曜
TEL／0422-48-8984
