みんな大好き、「いせや総本店公園店」。
建替え工事のため、2012年6月いっぱいの営業となりました。
惜しむ声が聞こえる中、その姿をとどめておくべく、
「いせや公園店」へ行ってきました。
今日も焼き鳥をテイクアウトする人が列を作っています。
煙モクモク!!
1人飲みの背中がいい感じ!!
たくさんの人で賑わっています。
まずは、2階へ行ってみましょう!!
階段をのぼりつつ、振り返って1階を見てみると・・・
活気にあふれています!
従業員の方も忙しそうに動いています。
この階段は急なんですよー。
酔っ払っていたらキケン!!
酔っ払いを命のキケンから救った(と思われる)手すり。
多くの人が救われたことでしょう・・・。
宴会場は夜に備えて準備中。
嵐の前の静けさ。戦闘待機中のしょうゆ達。
男女混合トイレ。
結構嫌だったけど(女子なので)、これも思い出になると思うと寂しいなあ。
多くの有名人が訪れる「いせや公園店」。
店内には色紙がいっぱい。
しかし、このウルフルズの色紙は、
2階の冷蔵庫の脇に貼られていた。
家宝になりそうな色紙に対して、
この雑な扱い!!
これこそが、「いせや公園店」の心意気(ウソ)。
1階へ降りてみます。
人々の熱気でムンムン。
開け放れた窓から、井の頭公園からの緑の風が入ってきます。
なんて気持ちがいいんだろう。
火照った体を冷してくれます。
1928(昭和3)年に、精肉業者として創業した「いせや」。
焼き鳥店として「いせや総本店」が1958(昭和33)年にオープン。
「いせや総本店公園店」は1985(昭和60)年に営業を始めました。
老朽化による建て替え工事なので、仕方がない。
でも、この建物がなくなってしまうのは、さみしいです・・・。
建て替え工事中は、吉祥寺駅北口に仮店舗を設け営業を続けるとのこと。
昼から飲み始めている、世田谷在住の松田さんは、
「古き良き昭和がなくなる感じがする。古さはお金で買えない」
と、惜しんでいました。
主婦の橘さんは、
「焼き鳥も、シュウマイもおいしくて、いせやが大好き。
何度行っても飽きない。新しいいせやに期待」
と、楽しみにしている様子。
吉祥寺在住の坂上さんは、
「いせやは単なる焼き鳥屋ではない。人が集まるコミュニティー。
どこのお店にもない、この賑わいを求めて、人がやってくる」
にぎやかで、楽しい笑い声が店内に響いています。
たくさんの人から愛されてきた場所。「いせや公園店」。
建て替え後は、現在地に地下1階地上2階建ての店舗になるとのこと。
現店舗の面影は残しつつも、公園側をガラス張りにした「小ぎれい」なお店になるのだとか。
ありがとう。「いせや公園店」。
来年の新しい姿、楽しみにしています。
いせや総本店公園店
営業時間 12時~22時。月曜定休。